逆向き因果の事例についての率直な感想

某哲学書に書かれていた逆向き因果の事例について、最初に聞いた時には「ついていくのがしんどい」と思った。というのも、どれも個人的な認識にまつわることばかりで、実在に関する事例ではないように思われたからだ。

てっきり、物理学的な現象について逆向き因果の事例があるのかと思っていたのだが、その本で揚げられていたのはそうした事例ではなかった。

正直、拍子抜けしてしまった。というか、何が謎なのかわからなかった。議論そのものを好む私でさえ「なるほど、『哲学者なんて不毛な人種だ』と考える人がいるのもわかるな」と思ってしまった。

認識を媒介とした逆向き因果というのは、要するに我々が「Aという認識」から「A」という事実を推認してしまうために起こった錯覚なんじゃないかと思うんだけど。あるいは、自分が知らないうちなら結果が不定であるという、観念論的な信念を持っているのか。

いずれにせよ、因果関係の本性の解明にどう役立つのか、いまいちピンとこないんだよなぁ。

追記

そもそも私が読んだ本がクソ本だった可能性が浮上してきた。逆向き因果の問題ってもっと別のものなのかもしれない。ネットで検索してたら、私が想像していたのと随分違う話が……

この記事を削除しようかとも思ったけど、とりあえず残しておく。いつか追記するかもしれないし、一思いに削除するかもしれない。

でもまあ、因果関係を正面から扱った日本語で読める本ってほとんどないんだよな。いつかこの問題をきちんと理解できる日が来るのだろうか(´・ω・`)