安西徹雄『英文読解術』

安西徹雄といえば、英文学者としてかなり名前の知られた人で、上智大学の名誉教授。最近では光文社古典新訳文庫のシェイクスピアの翻訳が話題になっていた。なんといっても、演劇集団 円に参加してシェイクスピア作品を訳出・上演しているだけに、この翻訳にはとても価値がある。

そんな安西徹雄による英語読解練習のための本がこれ。

英文読解術 (ちくま学芸文庫)
英文読解術 (ちくま学芸文庫)

本書は数ページの短い英文と、それの解説および全訳で構成されている。構文の読解、翻訳のポイントなどが解説されており、難しい単語や熟語には註釈がついている。著者も書いているように、電車の中で気軽に読める本だといえる。

細かいニュアンスなども説明してくれているので、より緻密な読解の練習をしたい人には良いかもしれない。

ちなみに、もともと新書で出された本なのだが、今はちくま学芸文庫に収録されている模様。読みやすさを考えると、文庫版のほうがおすすめかも。