『言語哲学重要論文集』松坂陽一編(春秋社)

松坂陽一編『言語哲学重要論文集』(春秋社)がいよいよ出版されたらしい。非常に有名な著者の論文ばかり集めたアンソロジー。知らなきゃモグリレベルのビッグネームが並んでいるので、これが日本語で気軽に読めるのは本当に嬉しい。

言語哲学重要論文集 (現代哲学への招待)
言語哲学重要論文集 (現代哲学への招待)

まだ出版社のサイトに詳細が掲載されていないようなので、収録論文をメモしておく。

意義と意味について / ゴットロープ・フレーゲ
表示について / バートランド・ラッセル
指示と確定記述 / キース・S.ドネラン
Dthat / デイヴィド・カプラン
名前の因果説 / ガレス・エヴァンズ
偶然的でアプリオリな真理と固定指示子 / キース・S.ドネラン
量化子と命題的態度 / W.V.O.クワイン
信念のパズル / ソール・A.クリプキ

ドネラン、カプラン、エヴァンズの論文が読めるとかまじ嬉しい。「Dthat」や「信念のパズル」なんて、雑誌のコピーしかなくてほんと読みにくかったし。噂によれば、フレーゲやラッセルなども新訳になっているとか。訳注が充実しているという話もあるし、これはテンション上がってくるわ。

春秋社の「現代哲学への招待シリーズ」はほんと頑張ってくれている。分析哲学に興味がある人なら手元においておきたいところ。