【購入検討本】ミネルヴァ・アーカイブズの哲学系の著作

ミネルヴァ・アーカイブズというシリーズに興味がある。ミネルヴァ書房から出ているシリーズで、どうも過去の書籍で品切れになっているものを復刊していくシリーズのようだ。

これまでに復刊されている書籍で気になっているものとしては、下記の本が挙げられる。

・E・カッシーラー著、D・P・ヴィリーン編、神野慧一郎 他訳『象徴・神話・文化』、ミネルヴァ書房、2013年

これは1985年刊の復刊だと思う。内容はカッシーラー未公刊の論文集と講義を収録しているとのこと。

個人的には、「ヘーゲルの国家論」や「哲学的問題としての哲学の概念」あたりが気になってる。カッシーラーがヘーゲルをどう解釈していたのか、その両者に興味がある人間としては読みたくて仕方がない。図書館にでも入ってたら読んでみたいのだが、残念ながら所蔵される可能性は低そう。リクエストを出してみるか、相互貸出協定みたいなので他の所蔵図書館から取り寄せてもらうしかないかな。

ちなみに、1985年版ではD・P・ヴィリーンの名前だけでカッシーラーの名前が見当たらなくてちょっと混乱した。

※この部分はちょっと訂正。
どうやら私が見落としていただけのようで、Amazonの登録データにもカッシーラーの名前があった模様。このブログを読んでいる人がいるかどうか知らないが、ともあれ事実誤認で申し訳ない。

他にも、今月出版された下記の2冊が気になる。

・ピーター・ゲイ著、中川久定 他訳『自由の科学Ⅰ』『同Ⅱ』、ミネルヴァ書房、2014年

サブタイトル「ヨーロッパ啓蒙思想の社会史」でわかるように、18世紀啓蒙の時代の思想家たちに着目した社会史。1巻は7章まで。2巻は8章から10章+終章、人名索引、文献をめぐるエッセイが収録されている。

「文献をめぐるエッセイ」ってどんな内容なのか、非常に気になるところ。この時代の思想に興味がある人には、とても参考になりそうな気配。

また、この手の本では参考文献が充実していることもままあるので、啓蒙思想や思想史、社会史のさらなる学習への入門書になるかもしれない。それを期待して購入するのもいいかも。

【関連記事】
⇒ 『事実価値二分法の崩壊』第1章の超適当なメモ