志学館で家庭科教師が無免許授業!放課後に再履修とか無駄すぎ

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千葉県木更津市にある志学館高等部で悲しい事態が発生しました。

なんと家庭科教師が免許更新の要件を勘違いし、免許失効のまま半年間も授業を続けていたことが発覚したのです。

これだけならちょっとした教員の不祥事で済みますが、問題は無効になった授業の単位を取得するために、生徒が放課後に同じ授業を再び履修しなければならなくなったことです。

貴重な放課後の時間を奪われることになった高校生が、かわいそうでなりません。

もっと他にやりようがなかったのか、この問題について考えてみます。

志学館高等部とは?

志学館は千葉県木更津市にある私立の中高一貫校です。

名前的に男子校かと思ったら男女共学でした。男子校だった私からすると羨ましい環境ですw

偏差値は57くらいだという話です。大学受験ガチガチの高校ではなさそうですね。だからこそ家庭科の授業があるのでしょうけど。

なぜ無免許授業が行われたのか?

そもそもの発端は、女性教諭が産休や育休のために免許更新に必要な講習が受けられなかったことだそうです。まあ、これ自体はやむをえないことですね。

そこでこの女性教諭は県の教育委員会に相談したそうなのですが、この時どういうわけか「特別支援学校の教員免許を取得しているから、有効期間が延期される」と勘違いしたみたいなんです。

それによって必要な延期手続きをしないままに、4月から10月末までの家庭科の授業を行ってしまったとのこと。

まあ、「期間中に新たに教員免許を取得したから大丈夫」という発想は理解できます。いかにもそういう例外規定ってありそうですからね。

むしろ個人的には、県教育委員会に相談しているのに、どうしてそんな勘違いが起こったのかということが気になりますね。

「必要な講習を受けてない!どうしよう?」と思って相談した教師が、「なんだ、大丈夫じゃないか!」と思い直すなんて、誤解を招くようなアドバイスでもしたのでしょうか?

そこのところをはっきり解明して欲しいんですけどね。



なぜ放課後に再履修しなければならないのか?

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どうやら教員免許が失効していた教師の授業では、生徒の単位が足りず進級できないことになるようです。

そのためにこの女性教諭が担当した授業時間分を補填するため、1年生は改めて別の非常勤講師による「同じ内容の授業」を受ける必要があるとのこと。

まあ、手続き的にはそうしなければならないのでしょうけど、生徒の立場からすればたまったもんじゃないですよね。

一度習った家庭科の内容を、わざわざ放課後に行うわけですから。

一応、土日祝日や冬休みを利用する方法よりは、放課後に行う方が登校時間の分だけ生徒の負担も軽いのかもしれません。

しかし、それでも生徒の貴重な放課後時間が奪われるわけですよね。

教員の不始末の尻拭いを生徒がしなければならないなんて、あんまりだと思います。理不尽です。



この件に対する率直な感想

この家庭科教師が最初から無免許だったというならともかく、単なる延長手続きの失敗なのですから、生徒が受けた授業内容自体はクオリティ的に問題ありません

実質的に生徒は授業を受けたのと同じ状態なのですから、本来なら再履修なんてしなくて良いのです。

生徒に負担を負わせるのではなく、柔軟に解決するべきだと思いますね。

まあ、そうはいっても法律の問題でしょうから、形だけでも「授業を再履修した」という形式は必要なんだと思います。

でもせめて授業の中身は生徒の負担を軽くして欲しいですね。

調理実習を増やすなり私語内職を大幅に許容するなりして、とにかく授業時間を教室で過ごさせればいいような気がしますね。

同じ内容の授業を受けさせるとか、マジで費用対効果悪すぎです。

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