『読んだら忘れない読書術』を読んでアウトプットを習慣化

先日、樺沢紫苑の『読んだら忘れない読書術』(サンマーク出版)を読んでいたところ、アウトプットの重要性について書かれていた。

読んだら忘れない読書術
樺沢紫苑
サンマーク出版
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読書家としては今更な指摘だとは思うが、実のところ私は読了したすべての本について感想をアウトプットしているわけではなかった。考えてみると、これは記憶の定着にとって好ましからざる態度なのではないだろうか。

この本にはたとえ1行2行のちょっとした感想であってもアウトプットしておくほうが記憶に残る旨の記述がある。これまで読んだ本の内容の記憶効率をあまり気にしたことがなかったが、なるほど言われてみればそうかもしれない。

そもそもこの本の最初の方にある「読んだけど内容が頭に残っていない」という情けない読者の例は、まさに私にも当てはまる。感銘を受けたはずなのに、内容が残っていないのだ。

読んだという事実しか覚えていない。内容を議論できる水準にない。だから友人知人におすすめ本を聞かれても、咄嗟に薦めることができない。

こういう恥ずかしい事態がままあった。

それを考えると、たとえ1行であっても何かしら出力しておくことは、労力の割に実りが大きい行為かもしれない。それに読了後に意識して内容を想起する機会を設けることは、学習心理学の知見からしても合理的だといえる。忘れた頃に想起する、想起練習という最強の記憶学習法を実践することになるからだ。

だとすれば、樺沢紫苑氏が提唱するSNSを使ったアウトプット読書術について、ぜひとも習慣として採用すべきだろう。

残念ながら私はFacebookのアカウントを持っていない(正確には、諸般の事情で使用できない)ので、ツイッターやこのブログでのアウトプットになるだろうが、まあメディアは何でもいいだろう。重要なのは感想を少しでも書き記すことだ。

そもそもぶっちゃけた話をすると、このブログの書評記事に対するアクセス数はほとんど0に近い。ブログ自体が方向性を失っているということもあるし、Googleからの評価の低さが影響していることもある。なにしろ雑多にも程がある内容だし、明らかに読者に読まれることを想定していない記事も多い。更新頻度も非常に低い。

だからこそ、この新たな習慣を定着させたい。自分のためにも読んだ内容を1行でも咀嚼してアウトプットすれば、ブログに存在価値が生まれる。今のように読まれないまま朽ちていくよりもよほどマシだ。

そんなわけで、今後はバンバン感想を投下していこうと思う。

本書は自分の読書習慣を見直す上で中々役に立った。見た感じやたらと多産な人なので、あまり著書を読んだことがなかったのだが、これからもう少し樺沢紫苑氏の本を読んでみようかと思う。