マイケルダメットの『真理という謎』(勁草書房)が、
絶版になってしまったらしい(@_@)
正直、絶版になるとは思ってなかったので焦りまくった。
抄訳だし翻訳じゃなくて原書を読めばいいと言われるかもしれないけど、
ちゃんと行き届いている訳を読めるのは非専門家としてはありがたいのです。
てか、もっと早く買っておけばよかったんだけどね。
ダメットの議論への興味が強くなったのはここ最近なので、
買おうと思ってた矢先のことだったのよ(´・ω・`)
ま、ネットで探しまくって、どうにか無事に入手できたんだけど。
今から買おうと思ってる人は、たぶんまだ書店に在庫があると思う。
あと、2012年の書物復権の復刊候補に載っているので、
投票すれば復活もあるかもしれない。
ただ、復刊後は価格がかなり高くなってるので、
大きな書店などを回ってみたほうがお得だと思うけどね。
つか、抄訳じゃなくて全訳で出してくれればいいのに。
その後の事情を追記
こんな記事を書いて不満を表明したのですが、
その後書物復権で復活しましたね。
本当にこの企画は素晴らしいと思います。
毎年少部数だけ刷られてはすぐに絶版となってしまう学術書が多い中、
書物復権だけが唯一の良心と言ってもいいくらいです。
まあ、それでもまた2年もすれば入手困難になる本が多いわけですが。
10年ほど前とはうってかわり、
今や分析哲学が日本において勢力を伸ばしているのですから
ダメットの著書もすべて翻訳で読めるようにしてほしいものです。
専門的すぎて採算取れないのかもしれませんがw