「打たれ弱いと思うアニメキャラランキング」のアンケート結果が、意外なことになってます。
先日公表されたランキングの上位には、誰もが知っているキャラが並んでいます。
しかし、個人的には「打たれ弱い」というイメージとは少々違うキャラもランクインしており、ちょっと困惑してしまいますね。
ちなみに、ランキング1位は野比のび太(ドラえもん)、2位が碇シンジ(新世紀エヴァンゲリオン)、3位が藤木くん(ちびまる子ちゃん)という結果になっています。
この結果を見てどう思ったでしょうか?
私は1位ののび太に違和感しか感じませんでした。
彼は普段ダメでもしばしば不屈の闘志や勇気を振り絞って困難に立ち向かってきた男ですよ。どんなに辛くても自力で立ち上がってきた人間に対して、打たれ弱いと感じるのはちょっと微妙です。
碇シンジについても、あの状況で打たれ弱いもクソもないような気がします。そういう風になるように育てられてるわけだし。のび太よりは同意できるかなという気も少ししますが、やはり「打たれ弱さ」とは違うように思いますね。
藤木くんは……文句のつけようがないですけどw
有名アニメからばかりランクインしていること、じっくりアニメを視聴すれば決して打たれ弱いとは思えないキャラが入っていることから、今回のランキングは回答者があまりアニメを見ない層なのではないかと思ってしまいます。
あるいは、全体的に投票結果がバラけて、結果的に誰もが知るキャラに投票が集まったかですね。
いずれにせよ、あまり納得がいくランキングではありませんでした。まあ、gooランキングっていつもそんな感じですがねw
2018年追記
最近は「小説家になろう」発祥のラノベがアニメ化するケースが増えてきました。
いわゆる「なろう系ラノベ」の特徴としては、ノンストレスで頭を空っぽにして読むことができるということがあります。本当にちょっとしたストレスすら許容しない読者が増えているようで、イライラする展開を超えてのカタルシスというパターンが少なくなっていますね。
こういう状況を考えると、ここで名前の挙がったアニメキャラよりも現実の視聴者のほうがよほど打たれ弱いのではないか、という気がします。