やや今更感のある話題ですが、映画化が決定したということでここ1週間くらい万能鑑定士Qシリーズを読んでました。昔から存在自体は知ってたんですが、どんな話なのかわからずスルーしていたんですよね。
今回、楽天の優勝セールでkobo gloを格安で入手することができたということもあり、電子書籍で既刊18冊(事件簿12冊+短篇集2冊+推理劇4冊)をまとめ買いしてみました。ついでに特等添乗員αの難事件も購入したので、1日3冊ペースで読み進めてきたことになります。
個人的にこのシリーズ構成で気に入ったのが、巻を追うごとに登場人物の人間関係が変わっていくことですね。徐々に凜田莉子と小笠原悠斗の関係が縮まってきているのがわかっていい感じでした(ミステリ部分じゃないw)。
あと、以前の巻の登場人物が頻繁に後の巻に登場したりするので、刊行順に読んできた読者的としては非常に嬉しい構成になっています。
てか、この作品は刊行順に読まないとネタバレとかも多いですよね。角川書店の方ではなぜか途中からでも読めるかのような宣伝をしていますけど、嘘だと思います。刊行順に読まないと面白くありませんよ、このシリーズ。
ちなみに短編集についても推理劇の途中で読まないと凜田莉子と小笠原悠斗の関係の変化がよくわからないし、特等添乗員αの難事件も適宜刊行順に読まないと登場人物がわからなくなると思います。推理劇4巻(完結巻)では普通に浅倉絢奈と壱条那沖が出てくるし、Qシリーズだけ読んでる人はわからないでしょう。
ってことで、このシリーズを読むなら、αシリーズも含めて刊行順に読むべきです。
具体的には、下記の通りですね。
「事件簿1~12」⇒「推理劇1」⇒「特等添乗員αの難事件1」⇒「推理劇2」⇒「特等添乗員αの難事件2」⇒「短編集1~2」⇒「特等添乗員αの難事件3」⇒「推理劇3」⇒「特等添乗員αの難事件4」⇒「推理劇4」
この後は、「万能鑑定士Qの探偵譚」、「万能鑑定士Qの謎解き」と続いていくようですし、楽しみですね。
※そのうちもっとちゃんとした感想を書こうかとも思ってたのですが、いつまで経っても投稿できないまま時機を逸してしまったようなので(元記事を書いてから1ヶ月経過してますw)、このまま投稿します。