とりあえず、2014年9月現在の話。2015年現在は、続編のラストエンブリオまで読んでます。つか、いつになったら2巻が出るのか……
問題児たちが異世界から来るそうですよ?最新刊を購入
「問題児たちが異世界から来るそうですよ?」の最新刊が電子書籍で購入できるようになったので、早速買いました。私はkobo gloユーザーなので、購入可能になるまでAmazonのKindleよりも遥かに時間がかかるのです。このあたりKindleユーザーが羨ましいところです。ラインナップにも差があるし……。
それはともかく、最新刊を購入したはいいのですが、中々読む時間が取れません。なんか最近忙しいんですよね。それにせっかくの新刊なので前回どのあたりで終わっていたのか、記憶を掘り起こさなければなりません。そのためには前の巻を読み返さなければ……。
新刊を読むための時間をつくれるのは、まだまだ先になりそうです。
追記:ラストエンブリオまで読みました!
2015年7月現在、続編である「ラストエンブリオ」1巻まで読みました。
下手なことを書くとネタバレになりそうですが、とりあえず今回のエピソードは上下巻らしいので、事件が一段落するのは2巻でみたいですね。
早く2巻を出してくれ~!
追記その2:ラストエンブリオ5巻まで読みました!
2018年10月現在、最新刊であるラストエンブリオ5巻まで読みました!
十六夜の正体不明の力についても説明がなされましたし、成長した問題児3人がいよいよ集結。次巻が非常に気になります。
それにしても最強種の星霊相手に戦いになるところまで来たのかと思うと、たしかに感慨深いですね。
思えばこのシリーズとも随分長く付き合っている気がします。作者さんには完結までこの調子で頑張って欲しいところです。
問題児シリーズの魅力
「問題児たちが異世界から来るそうですよ?」の最大の見どころは、アイデアの多彩さです。異世界召喚される主人公、様々な特殊能力を駆使した勝利条件付きの戦闘、そして物語のバックボーンとなる神話といった、ライトノベルで人気の定番要素を存分に詰め込んでいます。そしてそうした要素を際立たせるアイデアを、作者は随所に盛り込んでいます。作中でさらっと流された要素ですら、独立させて敷衍すれば一つの作品として成立してもおかしくありません。それくらい多くのアイデアが、湯水のように使われているのです。
作者自身が述べているように、アイデアを使い捨てるつもりで詰め込むことで、作品に他のライトノベルにはないオリジナリティーが生まれています。このオリジナリティーこそが、類似品の氾濫しているライトノベル業界に飽きた読者を惹きつけている理由です。
たとえば、この作品の主人公である問題児三人組は、いずれも個別に主人公となれるだけの要素が設定されており、普通の作品なら独立して扱われてもおかしくありません。加えて脇を固めるキャラクターの過去もきっちり設定されています。それによって読者は荒唐無稽なストーリーにもかかわらず、作品に臨場感を感じるのです。